キッチン仕事を楽にするために考案された「キッチンマット」は、
・床に傷が付くのを防ぐ
・床の冷えから足を守る
・食器などを落とした際にクッションとなり破損を防ぐ
・調理中にかかる足の負担を軽減させる
といった役割があり、1年を通して楽しく快適に料理をするためのマストアイテムなのですが、ここ数年「キッチンマットを敷くことでかえって掃除をするのが不便になった」「食材や調味料などによる汚れや染みが目立って不衛生に見える」といった意見も増えており、キッチンマットを利用される方が減っています。
そこで、今回はすぐ汚れるキッチンマットは本当に必要なのか、はたまた不要なのかをご説明します。
キッチンマットの必要性について
キッチンマットによって1年を通して快適なキッチン仕事ができるのはとても嬉しいことはあるのですが、掃除をするのに不便だったり、キレイにしてもすぐに汚れてしまうなどのデメリットもあるため、最近ではキッチンマットを利用する方も減ってきています。
しかし、キッチンマットを敷いていないと、調理中に飛んだ油が床へと落ち、それに気付かず冷蔵庫や食器棚、シンク周辺をうろうろしてしまうと、初めはコンロ周辺だけに飛び散っていた油汚れがいつの間にかキッチンの床全体へと広がり、床だけではなくスリッパの裏側も油でギトギトになってしまいます。
キッチンマットを敷くことで、コンロ周辺に飛び散った油はマットへと染み込み、床もスリッパの裏も油でギトギトになることを防いでくれます。
また、キッチンマットを敷くことによって敷いていないときよりも、
・食材や食器を落としたときの衝撃が吸収され、床だけではなく食材や食器を守ってくれる
・キッチン作業における足腰の負担を軽減
など、様々なメリットがあります。
キッチンマット嫌いな方にオススメの油ハネ対策法!
油汚れや衝撃から床を守り、キッチン作業中にかかる足腰への負担や冷えを防いでくれるキッチンマットですが、お手入れが面倒、繊維に汚れが絡まって不衛生、掃除が大変といったデメリットもあり、できればキッチンマットを敷きたくないという方もいます。
しかし、キッチンマットを敷くことによって調理中の油ハネによる広範囲への床汚れを防ぐことができるのは、たいへん魅力的であるため、面倒だけどキッチンマットを敷いた方がよいのではないかと悩んでいる方も大勢います。
そんなキッチンマット嫌いな方にオススメなのが「新聞紙」です。
キッチンマットは衛生面を考え、こまめに洗濯するのが良いと言われていますが、使用されている素材やサイズ、天候などによっては頻繁に洗うことができません。ですが、新聞紙ならば調理中の油ハネを防ぐことができ、汚れたら丸めて捨てることができるため、とっても衛生的で経済的だと注目を集めています。
また、新聞紙で防ぐことができない水ハネやスリッパ裏に付着した油汚れは、使い捨てのウェットティッシュでサッとひと拭きすれば解消できますので、キッチンマットを敷きたくない方は「新聞紙」と「ウェットティッシュ」をキッチンにある収納棚に入れておくことをオススメします。
今回はキッチンマットの必要性とキッチンマットを敷きたくない方にオススメの油ハネ対策をご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。
キッチンマットは調理中の油ハネや水ハネによる床汚れやスリッパによる汚れの拡散、足腰への負担軽減など様々なメリットが得られる万能アイテムではありますが、足に引っかかって危ない、掃除するのが大変、衛生面が心配といった意見もあり、敷かない方も増えています。
もし、キッチンマットの必要性がよく分からないという方は、1度キッチンマットを使用せずに生活し、必要だと思ったら購入されるのが良いでしょう。