加湿器や除湿機のフィルターを簡単に掃除する方法

加湿器や除湿機のフィルターを簡単に掃除する方法 | カンタン掃除とアイデア洗濯術 CLEAN HOUSE冬の乾燥した空気や梅雨の長雨による湿気から私たちの健康やお家を守ってくれる加湿器や除湿機は、いまや日本で快適な生活を送るうえで無くてはならない存在となりつつあります。

しかし、長期間お手入れせずに使い続けてしまうと、

・カビや雑菌の繁殖による悪臭や健康被害
・機能低下
・電気代が高くなる

といった症状が現れるようになり、最悪の場合、故障してしまうこともあります。特に加湿器や除湿機のフィルターはカビや雑菌の温床となりやすいため、こまめに掃除しなければなりません。

そこで、今回は加湿器や除湿機のフィルターを簡単に掃除する方法をご紹介します。


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加湿器のフィルターを掃除する方法

[必要なもの]
・水またはぬるま湯:2リットル
・クエン酸:大さじ1杯

[掃除方法]
①水または40℃以下のぬるま湯にクエン酸を加え、しっかり溶かします。
②①に加湿器から取り外したフィルターを漬け込み、2時間ほど放置します。
③2時間後、②からフィルターを取り出し、流水でしっかりと洗い流します。
※フィルターにクエン酸が残ってしまうと悪臭や変色の原因となります。
④柔らかいタオルでフィルターの水分をしっかりと拭き取ったら掃除完了です。

[注意点]
クエン酸を使って掃除する方法は、加湿器を製造・販売している大半のメーカーが取扱説明書に記載している方法のため、基本的には安全と言えますが、なかにはクエン酸を使用してフィルターを掃除してはいけない機種やメーカーもありますので、クエン酸でフィルターを掃除する際は、必ず取扱説明書をよく読んでから掃除を始めるようにしましょう。

クエン酸の酸でフィルターが破損してしまうことはありませんが、汚れがガチガチに固まっていたり、茶色く変色してしまっている場合、クエン酸で掃除しても落とすことができませんので、速やかにフィルターを交換することをオススメします。


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除湿機のフィルターを掃除する方法


[必要なもの]
・掃除機
・重曹:大さじ4杯 ※塩素系漂白剤を使用する場合は分量通り
・ぬるま湯:1リットル

[掃除方法]
①除湿機本体の電源を切り、コンセントを抜きます。
②フィルターを取り外したら掃除機でホコリやゴミを吸い取ります。
※フィルターが収まっていた本体部分にも掃除機をかけておきましょう。
③ぬるま湯に重曹を加え、しっかり溶かします。
④③にフィルターを入れ、数時間漬け込みます。
⑤④からフィルターを取り出し、流水でしっかり洗い流してください。
⑥柔らかいタオルでフィルターの水気を拭き取ったら、しっかり乾燥させましょう。
⑦フィルターが乾いたら除湿機本体に取り付けて掃除完了です。

[注意点]
除湿機のメーカーや機種によって、この方法で掃除することができない場合があります。必ず取扱説明書をよく読んでから掃除するようにしてください。


まとめ

加湿器や除湿機のフィルターを簡単に掃除する方法についてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。加湿器と除湿機のフィルターは2週間に1度のペースで掃除すると良いと言われています。

その理由は、どちらのフィルターも稼働しているあいだは水分によって湿っており、カビや雑菌が繁殖しやすい環境となるからです。

カビや雑菌が繁殖した状態で使い続けてしまうと、体調不良を引き起こす原因となりますので、特に免疫力の低い子どもや高齢者、持病をお持ちの方は加湿器と除湿機のフィルターは定期的に掃除や取り換えを行うようにしましょう。

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