コンセントに溜まったほこりは掃除しないと!?

コンセントに溜まったほこりは掃除しないと!?キッチンやリビング、お風呂場にトイレなど、毎日使う場所は意外とこまめに掃除をしているため、ほこりやゴミなどが溜まりにくく、目立った汚れもほとんどありませんが、窓ガラスやサッシ、天井や壁、排水溝などは、大掃除のとき以外は、ほとんど掃除することはありません。

しかし、窓ガラスやサッシよりもさらに掃除しない場所がお家のなかにあることをご存知ですか。

それは、「コンセント」です。

テレビや冷蔵庫、洗濯機など、日常生活を快適に過ごすために欠かせない電気製品を使用するために欠かせないコンセントは、毎日使っているはずなのに、ほとんど掃除されることがなく、ほこりやゴミが溜まっていても、気にせずに放置している方もたくさんいます。

実は、近年コンセントの掃除を怠ったことで、お家が半焼・全焼してしまったり、壁や柱を燃やしてしまう部分焼けやボヤなどを起こす方々も増えており、消防庁や各自治体から電気製品や電源コード、コンセント、挿し込みプラグなどの点検をこまめに行ってほしいと注意喚起がされています。

そこで、今回は誰でも簡単にできるコンセントに溜まったほこりを掃除する方法をご紹介します。


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ほこりが溜まると火災に発展するメカニズム

コンセントや挿し込みプラグなどにほこりやゴミが溜まることで起こる火災のことを「トラッキング現象」と言います。

トラッキング現象とは、長いあいだコンセントにプラグを差し込んだままにすることで、電源プラグの周辺にほこりやゴミ、湿気などが付着し、電源プラグの刃と刃のあいだで小さな電流が流れ、火花放電が繰り返されると、炭化し、導電化され、出火する現象です。

通常、木材は電気を通すことはありませんが、3000℃以上の高温状態になると熱分解が起こり、炭化してしまいます。特に火災熱によって炭化した木材は、不良導体の無定形炭素(木炭)となるのですが、電気のスパークなどによって木材が炭化した場合、木材の炭素は同素体の黒鉛(グラファイト化)になるため、導体となります。その結果、木材が電気を通すようになり、火災を引き起こしてしまうのです。

トラッキング現象は、空気中に含まれる水分が大きく作用しているため、雨の日が多くなる梅雨の時期やお風呂場やトイレなどの水まわりに設置されているコンセントは、トラッキング現象が起こりやすくなります。
また、家電や家具の裏側もほこりや湿気が溜まりやすいので気を付けましょう。


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コンセント部分のほこり掃除の仕方


トラッキング現象による火災を防ぐためには、定期的にコンセントと差し込みプラグを掃除することが大切です。そこで、コンセントと差し込みプラグの正しい掃除の仕方をご紹介します。

コンセントと差し込みプラグの掃除方法

[手順]
①コンセントから差し込みプラグを抜いて乾拭きする。
②ハンディワイパーやマイクロファイバークロスなど微細なほこりやゴミをしっかり吸着してくれる掃除アイテムを使ってコンセント周辺を乾拭きする。
※無ければ、軍手でも代用可能です。
③手にはめるタイプのマイクロファイバークロスまたは軍手を使い、電源コードをなぞりながらほこりを取り除きます。
※頑固な汚れが付着しているときは、重曹スプレーを軍手に吹き付けてから電源コードをなぞると汚れが落ちやすくなります。

入念なコンセントの掃除方法

[手順]
①ドライバーを使ってコンセントを止めているネジを外します。
②コンセントカバーを取り外し、石けん水などで汚れをキレイに落とします。
③圧縮された空気が入っているスプレー缶を使い、コンセントやその周辺のほこりやゴミを吹き飛ばします。コンセントの隅に溜まっているほこりやゴミは、掃除機でサッと吸い取るのが良いでしょう。
④洗ったコンセントカバーをしっかり乾かし、水分が残っていないことを確認してから取り付けます。
⑤カバーを取り付けたら、ブレーカーを入れ直してください。
[注意点]
・コンセント掃除を始める前に必ず対応するサーキットブレーカーを見つけ、落とすようにしてください。
・コンセント掃除が終わるまでブレーカーを落としたままにしましょう。
・差し込みプラグのほこりを取り除く際は、プラグが折れないように優しく丁寧に扱いましょう。
・コンセントの穴は触れると危険ですので、間違っても中まで掃除はしないようにしてください。
・重曹水を使用する際は、挿し込みプラグに液体が触れないように注意しましょう。
・重曹水でコードを拭いたら、必ず乾拭きしてください。
・コンセントカバーが壊れている場合、新しいコンセントカバーに取り換えましょう。

まとめ

キッチンやリビング、お風呂場などと同じく、普段からよく使っているコンセントですが、意外と忘れてしまいがちな掃除ポイントとなっています。

コンセントと差し込みプラグにほこりや湿気が溜まってしまうと、自分だけではなく、周りの人にも迷惑が掛かってしまうため、まずはお家のどこにコンセントがあるのかを調べ、掃除をするときや家電製品を使うときに、コンセントにほこりが溜まっていないかチェックし、こまめに掃除をするように心掛けましょう。

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