フライパンの焦げや油汚れが気になる場合の洗い方

フライパンの焦げや油汚れが気になる場合の洗い方1人暮らしを始めたばかりの学生さんや健康や節約のために自炊を始めた社会人の方々のなかには、料理初挑戦という方も多いのではないでしょうか。

しかし、料理は慣れていないと包丁で指を切ってしまったり、鍋を噴きこぼしたりと様々なアクシデントが起こってしまいますが、なかでもフライパンを焦げ付かせてしまうアクシデントは料理初心者ならば誰もが1度は経験する家事失敗談の1つであり、何枚ものフライパンを犠牲にしてきたという方も少なくありません。

そのため、いつでもフライパンが焦げついて良いようにフライパンをストックしているという方もいますが、実は焦げ付いたフライパンは正しく処理することで8割がた落とすことができるため、フライパンが焦げ付くたびに買い替える必要はありません。

そこで、今回はフライパンの焦げを解消する洗い方をご紹介します。


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気になるフライパンの焦げ付きの落とし方

現在日本国内で販売されている主なフライパンは、

・鉄
・アルミ
・銅
・テフロン加工
・ステンレス
・チタン

6種類になります。フライパンの焦げ付きを落とすためには、それぞれの素材に合った方法で落としてゆく必要があるため、現在お家にあるフライパンがこれら6種類の素材のうち、どれに当てはまるのかを調べてから焦げ付きを落としてゆきましょう。

では、それぞれのフライパンごとの焦げ付き汚れの落とし方をご紹介します。

鉄のフライパン

[軽い焦げ付きの落とし方]
①フライパンに水を張り、しばらく放置します。

②焦げが浮かんできたら、柔らかいスポンジなどを使ってフライパンの表面を軽く擦ってください。

[頑固な焦げ付きの落とし方]
①鉄のフライパンをコーティングしている油を剥がすため、タワシとクレンザーを使ってゴシゴシと磨いてゆきます。
※フライパンに傷が付きそうだと不安な方はナイロン製のタワシを使用すると良いでしょう。

②1度流水で流し、90番前後の紙やすりを使って焦げを削り落とします。

③再度流水に流し、焦げを防ぐために油ならしを行ったらお手入れ完了です。

[ポイント]
・鉄のフライパンは「育成型フライパン」ですので、焦げ予防として洗い終わったら必ず油ならしを行ってください。

・このタイプのフライパンは焦げを残したり、頻繁に使用しないでいると焦げ付きやすくなりますので注意しましょう。

アルミのフライパン

[必要なもの]
・台所用の中性洗剤
・水
・柔らかい素材のタワシ

[手順]
①タワシを使ってアルミのフライパンに付いてしまった焦げ汚れを落とせるところまで落としてゆきます。

②フライパンの焦げ汚れが隠れるほどの水を桶に張り、中性洗剤を大さじ2杯ほど加えて10分ほど漬け込みます。

③10分後、再度タワシを使って焦げ汚れを擦り、水で洗い流したらお手入れ完了です。

[注意点]
・硬いタワシを使って焦げ汚れを落とすと傷が付いてしまいますので、柔らかいタワシを使いましょう。

・重曹やクエン酸を使って落としている方もいますが、アルミにアルカリ性の洗剤を使用してしまうとフライパンを覆っている酸化被膜を中和し、酸性の洗剤を使用すると不必要な化学反応を引き起こしかねませんので、絶対に使用しないでください。

・金タワシはアルミの酸化被膜を剥がしてしまいますので、重曹やクエン酸などのナチュラル洗剤と同じく使用は控えましょう。

銅のフライパン

[必要なもの]
・お湯

[手順]
①銅のフライパンがスッポリ収まるサイズの桶を用意し、お湯を張ります。

②①にフライパンを入れて焦げ汚れをふやかしたらお手入れ完了です。

[注意点]
・錆びない、焦げ付かない、温度調整がしやすいと3拍子揃った銅製のフライパンは、アルカリ性・酸性・中性全ての洗剤に弱いため、焦げ付いてしまった場合はお湯に漬け込んで落とすようにしてください。

テフロン加工のフライパン

[必要なもの]
・重曹
・水
・柔らかいスポンジ

[手順]
①フライパンの焦げが隠れるまで水を注ぎ入れ、大さじ1杯の重曹を加えます。

②①を火にかけ、1度沸騰させます。

③沸騰したら火を止め、一晩寝かせましょう。

④翌日、フライパンを通常通り洗ったらお手入れ完了です。

[注意点]
・使用する重曹の量はフライパンのサイズに応じて調節してください。

・テフロン加工のフライパンだけではなく、マーブルコートやダイアモンドコートなど様々な加工系フライパンの焦げ付きを落とすことができるのですが、手入れを間違えている、もしくは寿命の場合、この方法を用いても焦げ付きが解消されない恐れがあります。

ステンレスのフライパン

[必要なもの]
・重曹
・水
・柔らかいスポンジ

[手順]
①フライパンの焦げが隠れるまで水を注ぎ入れ、大さじ1杯ほどの重曹を加えます。

②①を火にかけ、1度沸騰させたら火を止めます。

③②を一晩寝かせましょう。

④翌日、柔らかいスポンジを使って通常通りフライパンを洗ったらお手入れ完了です。

[注意点]
・ステンレス製のフライパンの焦げ付き汚れはテフロン加工のフライパンと落とし方が同じです。

・焦げに対して弱い一面がありますので、頻繁に焦げ付かせないように注意しましょう。

・強火に弱いため、火にかける際は火力に気を付けてください。

チタンのフライパン

[必要なもの]
・重曹
・水
・タワシ

[手順]
①フライパンの焦げ汚れが隠れるほど水を注ぎ入れ、重曹を大さじ1杯加えます。

②①を火にかけ、1度沸騰させたら火を止めます。

③一晩そのまま放置します。

④翌日、タワシを使って焦げ汚れを削り落としたらお手入れ完了です。

[注意点]
・チタン製のフライパンは薄いのにとても頑丈なので金タワシで焦げ汚れをガリガリ落としても問題ありません。

・チタンは熱しにくく冷めにくい性質を持っているため、フライパンを一気に加熱すると焦げ付きやすくなります。

・このタイプのフライパンは酸素と反応することで表面に酸化皮膜を作ります。酸化皮膜はサビや変色を防ぐ良いサビなのですが、チタンは調理する度にこの皮膜を作ってくれますので、タワシでゴシゴシ洗っても問題ありません。


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【番外編】フライパンの油汚れの落とし方


料理初心者さんにとって、フライパンの焦げ付きと同じくらい悩むのが、「フライパンの油汚れ」です。

最近ではフライパンがあれば、唐揚げやトンカツ、焼き魚にパエリア、カレー、シチューなど様々な料理が作れるため、料理初心者さんたちのあいだではフライパンは炊事の救世主となっています。

しかし、フライパンを使い続けていると油汚れでギトギト&ベタベタしてきますし、フライパンの素材によっては洗い方を間違えると寿命が縮んだり、焦げ付きの原因となってしまいます。

フライパンの油汚れは酸性の汚れですので、基本的には弱アルカリ性の性質を持つ「重曹」で落とすことができるのですが、重曹を使うことができない素材のフライパンもあります。

【重曹を使っても問題無いフライパンの場合】

①フライパンに重曹をまんべんなく振りかけ、水を張ります。
⇒このとき、揚げ物や炒めものを作る際に使用した菜箸やフライ返しなどもフライパンの中へ入れるとお手入れがずいぶん楽になります。

②しばらく後、柔らかいスポンジを使って軽く擦ればお手入れ完了です。

【重曹が使えないフライパンの場合】

①フライパンの汚れをキレイに落とし、1日天日干しにします。

②天日干し後、フライパンに水を張ってふやかしたら、次の日もう1度天日干しを行います。

③柔らかいスポンジでフライパンを優しく擦って汚れを落としたらお手入れ完了です。

重曹が使えないフライパンの油汚れを落とす際に天日干しというのは驚きですが、この方法ならばアルカリ性や酸性などの洗剤が使用出来ない素材や表面が加工されているフライパンの油汚れもスッキリ落とすことができます。


まとめ

いかがでしたでしょうか。

フライパンが焦げ付いてしまう原因は、

・火力が強過ぎる
・油が少なすぎる
・フライパンの使い方が間違っている

など、様々な理由が挙げられますが、実は料理を作ることに慣れている主婦の方々も表面が加工されているフライパンに慣れ過ぎて変なクセが付いてしまい、新しいフライパンを購入した際に焦げ付かせてしまうという失敗もあります。
フライパンが焦げ付いてしまっても正しい方法で対処することで8割がた焦げ付きを落とすことができます。

この機会に、フライパンの扱い方をしっかりと学び、焦げ付いてもスマートに対処できるように知識を身に付けておきましょう。

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