掃除しにくい畳をキレイにするおすすめの方法とは?

掃除しにくい畳をキレイにするおすすめの方法とは?日本家屋に欠かせない「畳」は、日本発祥の敷物であり、江戸時代初期に完成した住宅建築・書院造によって部屋全体、床全面に畳が敷きつめられるようになると、畳を作る職人「畳刺」や「御畳奉行」という役職が誕生し、武家や大名たちから大切にされてきました。

しかし、昭和に入り日本が急激な経済成長を迎えると徐々に暮らしが西洋化してゆき、平成になるとコスト面などの問題から畳ではなくフローリングが用いられるようになり、今では畳のお部屋があるお家はたいへん少なくなってきました。

ですが、ここ数年、世界各国で和ブームが到来しており、フローリングの上に敷くユニット畳や体質性や断熱性に優れた畳、撥水加工が施された畳などが続々と誕生しており、最近では気密性の高い日本の住宅には畳が1番適しているのではないかと改めて見直されてきています。

ただ、畳はフローリングとは異なり、非常に掃除が面倒な敷物ですので若い世代にはちょっぴり受け入れがたい部分があるのは確かです。

そこで、今回は掃除しにくい畳をキレイに掃除するおすすめの方法をご紹介します。


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畳の基本的な掃除方法

畳は非常に掃除が面倒だと言われていますが、コツさえ掴めば誰でも簡単に畳をキレイに掃除することができるようになります。

ただし、現代の畳は自然素材の「い草」ではなく、和紙や樹脂を素材とした畳も多く出回っており、い草と和紙・樹脂の畳とでは若干掃除方法が異なりますので、まずはお家の畳がどの素材で作られているのかを確認してから掃除するのがポイントです。

い草で作られた畳の掃除方法

【基本的な掃除方法】

・掃除機を使う場合

畳表に傷が付かないよう、畳の目に沿ってゆっくりと力を入れずに掃除機をかけます。掃除機をかける時間は1畳あたり40秒から60秒が理想とされており、ゆっくり掃除機をかけることでアレルギーの原因となるハウスダストの減少や増殖を抑えることができます。

※掃除機に畳を掃除するモードが付いている場合、切り替えてから掃除機をかけましょう。


・ほうきを使う場合

固く絞った茶殻を畳の上にばら撒き、円を描くようにサッサッと掃いてゆきます。掃き終わったら乾いた雑巾で乾拭きします。

・水拭きする場合

濡らした雑巾を固く絞り、畳の目に沿って拭いてゆきます。
  
・ルンバなどのお掃除機ロボットを使う場合

お掃除ロボットを使って畳を掃除すると、6畳ならば平均10分ほどで掃除を完了することができるのですが、畳の目に沿って掃除をしてくれる機能は備わっていないため、畳が傷んでしまう恐れがあります。

使用する際は自己責任となりますので、ご注意ください。


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和紙や樹脂で作られた畳の掃除方法


和紙や樹脂で作られた畳の掃除方法は、基本的に「い草」で作られた畳と同じ方法で掃除することができるのですが、傷が付いてしまうと復元することができないため、家具を引きずったり、重たいものを同じ場所に乗せたままにしないよう気を付けましょう。

また、人工素材である樹脂の畳は熱に弱い性質を持っていますので、アイロンや使用後の温かいドライヤーなどを樹脂製の畳の上に置きっぱなしにしないようにしましょう。


子どもがジュースや醤油をこぼしてしまったときの掃除法

もし子どもが畳の上にジュースや醤油をこぼしてしまった場合、シミが残らないように掃除するためにはどうしたら良いのでしょうか。

まず、畳の上にこぼしてしまったジュースや醤油をティッシュでたたいて吸い取ります。中性洗剤を浸した布で汚れを落とし、水拭きをしてから乾拭きを行いましょう。

もし畳の目に汚れが入り込んでしまった場合、中性洗剤をつけた歯ブラシで畳の目の奥に入り込んでしまった汚れを取り除くように軽く擦った後、水拭きと乾拭きを行いましょう。

ジュースや醤油をこぼしてしまったところにカビが生えてしまった場合、掃除機の吸い込み口を専用の尖った細い吸い口に変更して畳に生えてしまったカビをキレイに取り除いてから、キレイな布に消毒用アルコールを染み込ませて拭き取り、固く絞った雑巾で水拭きをしてから乾拭きをしましょう。


まとめ

掃除しにくい畳をキレイに掃除するおすすめの方法についてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。

世界各国で巻き起こっている「和ブーム」によって、日本の畳が注目を集めていますが、正しい掃除方法を知らずに掃除機をかけてしまうと、畳の劣化を早めてしまう原因となります。

また、畳はとても湿気に弱い性質を持っていますので、快晴の日は照り返しの強いコンクリートやタイルの上に寝かせ、畳の表と裏を交互に太陽光で温めてあげましょう。

今まで畳は面倒だと思っていた方もたくさんいると思いますが、日本の不快な夏の湿気を吸収したり、乾燥した冬の時期はい草に含まれた水分を放出して湿度を調節してくれますし、フローリングと比べてクッション性が高く、アパートやマンションでは階下への物音を軽減させる効果があります。

これからお家を建てようとお考えの方やそろそろ引っ越しをしようと思っている方は、この機会に畳のある暮らしをご検討されてみてはいかがでしょうか。

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