服に付いてしまった水彩&アクリル絵の具の落とし方とは?

服に付いてしまった水彩&アクリル絵の具の落とし方とは?趣味で絵を描いているときや学校行事の写生会、体育祭や文化祭の飾り付けなどで絵の具を使っているとき、気付かないうちに服に絵の具が付いており、奥さんやお母さんから怒られたことがある方も多いのではないでしょうか。

よく「アクリル絵の具はアクリル樹脂を媒材とした絵の具だから速乾性や耐水性に優れているけど、水彩絵の具は水で溶いて彩色するものだから服に付いても簡単に取れる」と軽く考えている方も多いですが、どちらの絵の具も服に付いてしまったら普通に洗濯機で洗っただけでは落とすことができない非常に厄介な汚れですので、エプロンやアームカバーを使って服が汚れるのを防いだり、汚れても良い服を着て絵の具を使う必要があります。

ですが、さすがに学校の授業中にエプロンやアームカバーを着けたり、汚れても良い服に着替えることはできませんよね。

そこで、今回は子どもたちが服に水彩&アクリル絵の具を付けてしまった場合の落とし方をご紹介します。


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水彩絵の具の落とし方

水で溶いて彩色する水彩絵の具には、乾くと固まる「メディウム」という成分が含まれており、さらに美しい色彩を出すために粒子の細かい「顔料」が使用されているため、水彩絵の具が服に付いてしまうと顔料が繊維の奥に入り込み、時間が経つとメディウムによってカチカチに固まってしまうため、通常の洗濯では落とせない頑固な汚れへと変身してしまうのです。

そんな頑固な水彩絵の具の汚れを落とす方法ですが、

・手ピカジェルを使う
・クレンザーと台所用の中性洗剤を使う
・オキシクリーンを使う

など、実は身近なもので汚れを落とすことができます。

手ピカジェルを使う

①手ピカジェルを手に取り、水彩絵の具が付いた部分に優しく擦りつけながら塗ってゆきます。
②「ワイドハイター1:重曹1」の割合で混ぜ合わせたものをキッチンペーパーに取り、汚れた部分を外側から内側に向かって“ポンポン”と優しく叩きます。
※重曹を加えた理由はアルカリ度を高めて水彩絵の具の汚れを落としやすくするためです。キッチンペーパーで叩く面とは反対の面にもキッチンペーパーを敷き、他の部分に染みが移らないように保護しましょう。
③服の裏側から汚れた部分に向かって40℃から50℃ほどの温かいシャワーをしっかり当てます。
④あとは通常通り洗濯機で服を洗って乾かせば完了です。

[注意点]
・手ピカジェルが無い場合は、消毒用アルコールでも落とすことができます。

・軽い汚れならば漂白剤と重曹を混ぜたものを使用しなくても、手ピカジェルを塗った後に温かいシャワーを服の裏側から当てれば落とすことができます。

・緑色の水彩絵の具は他の水彩絵の具と比べて落ちにくいので根気よく落としましょう。

クレンザーと台所用の中性洗剤を使う

①クレンザーと台所用の中性洗剤を水彩絵の具汚れにつけて軽く擦り洗いをします。
②しっかりすすいでください。
③汚れが薄くなるまで①⇒②を繰り返し行い、あとは通常通り洗濯機でお洗濯してください。

[注意点]
・水彩絵の具は水や洗剤をつけるとすぐに汚れが流れ出てきますので、他の部分に汚れが移らないよう、すぐにすすぎ洗いができるよう、水場で作業を行いましょう。

・水と台所用の中性洗剤で繰り返し揉み洗いしていると汚れがかなり落ちてきますが、仕上げに台所用の中性洗剤とクレンザーを汚れ部分に付け、汚れた面と反対の面にタオルを当てて柔らかい歯ブラシで5分ほどこすると汚れがタオルへと移ってゆきます。

オキシクリーンを使う

①40℃から60度のお湯を洗面器に張り、オキシクリーンを入れて溶かします。
②水彩絵の具で汚れた服を①にしばらく浸け置きます。
③漬け込んでいるあいだに重曹小さじ1杯、液体タイプの酸素系漂白剤小さじ3杯、食器専用中性洗剤3滴を混ぜ合わせておきます。
④オキシクリーンに浸け置きした服を取り出し、絵の具汚れを③で作った溶剤で落としてゆきます。
※柔らかい歯ブラシを使ってこすり洗いしてゆきます。
⑤あとは通常通り洗濯機でお洗濯したら完了です。

[注意点]
・色柄物に付いた絵の具汚れをこの方法で落とす際は目立たないところで試してから行いましょう。

・完璧に落とすことができない可能性があります。


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アクリル絵の具の落とし方


アクリル樹脂を媒材とするアクリル絵の具は水彩絵の具と同じく、水性の絵の具なのですが、速乾性と耐水性がある分、水彩絵の具よりも汚れが落としにくくなります。

アクリル絵の具による汚れを落とすためには、絵の具が乾かないうちに落とすことがポイントではあるのですが、乾いてしまったアクリル絵の具の汚れもポイントさえ押さえておけば目立たなくさせることができます。

では、アクリル絵の具の汚れを落とす方法をご紹介します。

アクリル絵の具が乾いていない場合の落とし方

①台所用の中性洗剤とクレンザーを混ぜ合わせます。
②汚れの付いた部分に①をつけて柔らかい歯ブラシで擦り、手もみ洗いをします。
③②を繰り返し行い、汚れが落ちたら、通常通り洗濯機でお洗濯してください。

アクリル絵の具が乾いてしまった場合の落とし方

【除光液を使う場合】
①服の裏側にキッチンペーパーやタオルを当て、汚れの部分に「除光液」を塗ってゆきます。
②汚れが薄くなるまで柔らかい歯ブラシを使って“ポンポン”と軽く叩きます。
③ある程度汚れが落ちたら台所用の中性洗剤を使って手もみ洗いし、すすぎます。
④あとは通常通り洗濯機でお洗濯してください。
【クレンジングオイルを使う場合】
①服の裏側にキッチンペーパーやタオルを当て、乾いたアクリル絵の具汚れにクレンジングオイルを塗ってゆきます。
②汚れが薄くなるまで柔らかい歯ブラシを使って“ポンポン”と軽く擦ってゆきます。
③あとは除光液と同じ手順で汚れを落としてゆきます。

乾いてしまったアクリル絵の具は除光液を使って落とすよりもクレンジングオイルを使った方がキレイに落とすことができますが、シミ抜きのプロに任せた方が安心かもしれませんね。


まとめ

今まで水彩絵の具やアクリル絵の具が付いてしまった服を捨ててしまっていた方も多いと思いますが、お家にあるものを使って汚れをキレイに落とすことができます。

ただし、完璧に汚れを落とすことはできませんので、絵の具を使うときは汚れが付かないように気を付けて絵を描いたり、体育祭や文化祭の準備を行うようにしましょう。

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