いろんな種類の布団クリーナー!掃除機の違いで変わる安眠具合

いろんな種類の布団クリーナー!掃除機の違いで変わる安眠具合 | カンタン掃除とアイデア洗濯術 CLEAN HOUSE1日の1/3を過ごす布団には、汗や皮脂などの分泌物、ホコリやばい煙などの生活環境によるもの、雑菌やカビ類などの外部からの侵入物など様々な汚れがたっぷり付着しています。

特に喘息やアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎などの原因となるハウスダストや花粉などのアレルゲンを防ぐためには、こまめに寝具カバーを洗ったり、布団を干したりする必要があるのですが、日本には季節の変わり目になると雨の降る日が増え、さらに季節風によって大陸からPM2.5や黄砂などの微細なホコリやゴミが運ばれてくるため、おちおち布団カバーを洗ったり、布団を干したりすることができません。

そのため、最近では寝具カバーを洗ってコインランドリーで乾燥させたり、掃除機に布団専用のノズルを装着して布団の汚れを吸い取ったりすることで布団の汚れを取り除く方も増えています。

ですが、布団に掃除機をかける度に押入れから布団乾燥機を取り出したり、重たい掃除機を持ち出すのは億劫ですよね。

そんなときに便利なのが「布団クリーナー」です。

ただ、ここ数年、数多くの家電製品メーカーから様々な種類の布団クリーナーが発売されているため、どの布団クリーナーを使ったら良いのかと困っている方も大勢います。

そこで、今回は自分に合った布団クリーナーを選ぶコツと気になるメリット&デメリットについてご紹介します。


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布団クリーナーを選ぶコツ

布団クリーナーは一般的な掃除機とは違い、布団を掃除するために考案された布団専用の掃除機ですので、布団を掃除しやすいように本体が凹凸の少ない平らなかたちをしていたり、動かしやすいようにローラーが付いていたり、ダニ・ハウスダスト対策に関する機能が採用されていたりと、メーカーごとに様々な創意工夫がなされています。

そのため、布団クリーナーを上手に活用するためには、使用する方のライフスタイルや目的などに合わせて選ぶことがポイントとなります。

では、布団クリーナーを賢く選ぶコツをご紹介しましょう。

①吸引力

布団クリーナーを布団の上に乗せてスーッと安定した滑らかさがあるかどうか、力の無い子どもや高齢者でも片手で簡単に動かすことはできるかはとても重要な要素となります。

特に強力な吸引力を持つ布団クリーナーを希望されている方は要注意です。

吸引力が強力ということは、

・布団クリーナーが布団を吸い込み過ぎてスムーズに動かすことができなくなる
・しっかりホコリやゴミを吸い取ることはできるが布団にダメージを与えてしまう

などのデメリットがあるということです。

ただ、吸引力が強いと布団だけではなく、カーペットやソファ、車の座席などのホコリやゴミもしっかり吸い込んでくれますので、布団以外の場所にも使用したい方にはオススメです。

②機能性

布団クリーナーには、振動させて布団の奥深くに入り込んだホコリやゴミを取り除く機能や紫外線を照射する機能など、メーカーごとに独自の機能が備わっています。

ただ、ダニ対策のために紫外線を照射する機能が付いている布団クリーナーは要注意です。

ダニはとても生命力の強い生き物ですので、紫外線をただ照射しただけでは退治することはできません。

ダニを紫外線で駆除するためには1スポット60秒の照射が必要になるため、紫外線の照射機能が備わっている布団クリーナーをダニ対策として購入を検討されている場合は控えた方が良いでしょう。

ですが、紫外線には殺菌作用がありますので、布団に住みついている雑菌対策をしたい方にはオススメです。

③集塵方式

現在日本国内で流通している布団クリーナーの主な集塵方式は、

・フィルター式
・紙パック式
・サイクロン式

になります。

フィルター式はお手入れが簡単なので主婦を中心に人気の集塵方式となっていますが、ゴミが詰まってしまうと吸引力が低下してしまうというデメリットがあります。

紙パック式の布団クリーナーは、ゴミが溜まったら紙パックごと捨てることができるため衛生的で使い勝手が良いと幼いお子様を持つ親御さんや高齢者の方から人気を集めていますが、紙パックの交換に追加費用がかかることがネックとなっています。

サイクロン式は、大量のホコリやゴミを吸い取っても吸引力が低下しにくく、紙パックの交換も不要なため家族の多いご家庭や男性のあいだで注目を集めていますが、ゴミを捨てる際にホコリが舞ったり、定期的にお手入れしなければならないという欠点があります。

④収納方法

布団クリーナーの場合、収納したときに吸引口が床と接してしまうのは衛生的に良いとは言えません。

そのため、布団クリーナーの導入を検討されている方は、布団クリーナーのサイズや収納スタイルなどを事前に各メーカーの公式ホームページやパンフレットなどを確認しておくことをオススメします。


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布団クリーナーのメリット&デメリット


花粉の飛散シーズン、季節の変わり目で雨の日が連続して続いているとき、季節風によって大陸から運ばれてくるPM2.5や黄砂などの影響で布団を干したくても干せないときにとっても便利な布団クリーナーにも、少なからず欠点はあります。

それは、布団以外の掃除には適していないことです。

布団クリーナーは布団専用の掃除機のため、

・布団を傷めないように安定した滑らかさを追求した吸引力
・ヘッド部分がホコリやゴミで汚れないよう衛生面に配慮したコンパクト収納
・静電気の発生によるダニやハウスダストの集合を阻止する

など、布団をキレイに保つことができるように設計されているため、布団以外の場所で布団クリーナーを使用してもホコリやゴミがほとんど取れません。

布団クリーナーは1年を通して布団を清潔に保つためのものですので、布団以外の場所では使用しないようにしましょう。


まとめ

今回は自分に合った布団クリーナーを選ぶコツと気になるメリット&デメリットについてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか。

もちろん、布団クリーナーを使うことで十分にアレルギーの原因となる多くのアレルゲンを取り除くことは可能ですが、アレルギー最大の原因とも言える「ダニ」は、非常に生命力の強い生き物であるため、洗濯機で洗っても掃除機をかけても紫外線に当てても完璧に駆除することはできません。

しかし、布団を清潔に保つことは健康な生活を送るうえで欠かせないことですので、この機会に布団クリーナーの導入を検討されてみてはいかがでしょうか。

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