現在日本人のおよそ7割以上の人がお洗濯の際に柔軟剤を使用していると言われていますが、なぜお洗濯の際に柔軟剤を入れるのかと聞かれると、どうこたえて良いのか分からない方も多いのではないでしょうか。
そもそもお洗濯の目的は、衣類やタオルなどに付着した汚れを洗い落とすことですので、柔軟剤を必ず使用しなければならないというわけではありません。けれど、お洗濯の際に柔軟剤を使用することで、汚れを洗い落とす働きを持つ洗剤に+αの効果をもたらすことができるため、今ではお洗濯に欠かせないマストアイテムとなっています。
メーカーによって柔軟剤の効果や作用は若干異なりますが、
・雑菌の繁殖を抑える
・洗濯シワを軽減する
・お洗濯物が絡まるのを軽減する
・香り成分によってリラックス効果が得られる
・車の排気ガスやタバコ、食べ物などの嫌な臭いが付着するのを防ぐ防臭効果
・静電気予防
・冬の乾燥した時期や雨の日の部屋干しによる生乾きを防ぐ速乾効果
といった、様々な恩恵が受けられます。
ですが、柔軟剤は使い方を誤ると本来の効果を最大限発揮することができません。
そこで、今回は日本人の4人に1人が使い方を間違えていると言われる柔軟剤の効果的な使い方と洗濯物の香りを高める方法をご紹介します。
柔軟剤の効果を最大限発揮させる使い方
日本人の4人に1人が使い方を間違えていると言われる柔軟剤ですが、皆さんは普段どのように柔軟剤を使用していますか。
実は柔軟剤は
・使用する洗濯用洗剤
などによって、得られる効果が大きく変化するため、ご自宅にある洗濯機の種類や現在使用中の洗濯用洗剤が何かを確認してから柔軟剤を購入するのが良いとされています。
では、柔軟剤の効果を最大限発揮させる正しい使い方をご説明します。
洗濯機の種類別入れるタイミング
柔軟剤投入口と書かれた部分に柔軟剤をセットした状態で洗濯を開始します。
自動洗濯機⇒2回目のすすぎの水と一緒に手動で入れるとより効果的。
ドラム式洗濯機⇒乾燥時に柔軟剤を使用したい場合は柔軟シートを使用しましょう。
すすぎ2回目以降のすすぎの水がキレイになってから柔軟剤を入れます。柔軟剤を投入してから2分から3分ほど洗濯機を回してから脱水してください。
洗濯物を洗い終わった後のすすぎ3回目の水に入れます。柔軟剤投入後は軽く押すように衣類やタオルに浸透させ、軽く脱水しましょう。
柔軟剤と洗剤の主成分は界面活性剤のため、一見同じ投入口から入れても問題無いように思われがちですが、全く異なる性質を持っており、同じ投入口から柔軟剤と洗剤を入れてしまうと互いの効果を打ち消し合ってしまいます。
また、現代の洗濯機では、洗剤は「洗い」のときに使用し、柔軟剤は「仕上げのすすぎ」のときに自動投入されるようになっていますので、投入口を間違えないように気を付けましょう。
洗濯洗剤との組み合わせ
柔軟剤の効果を高めるためには、使用する洗濯洗剤にこだわるのがポイントです。
例えば、洗浄力や臭いに敏感な方が使用している「NANOX」はナノ消臭成分配合の「ソフラン プレミアム消臭」と相性が良く、体臭や汗の臭いなどで悩んでいる方や部屋干しの生乾きのにおいを抑えたい方にオススメです。
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お肌の弱い方や赤ちゃんでも安心して使用できる無香料・無着色・無添加の洗剤「アラウ 洗濯用せっけん」は着色料無添加の「ふんわり さらさ 衣料用柔軟剤」と組み合わせるのがオススメです。
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スメハラ対策として無香料にこだわっている方は、銀イオンが高配合された洗濯洗剤「ファブラッシュ 無香料液体洗剤」とふんわりと優しい仕上がりが魅力的な無香料の柔軟剤「ベビーファーファ 柔軟剤」の組み合わせが良いでしょう。
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洗濯物の香りを高める方法は無いの?
柔軟剤最大の魅力である「香り」を持続させるためには、
・柔軟剤はブレンドせずにストレート使いをする
・洗濯機に入れる衣類の量は6割から8割に留め、使用する洗剤と柔軟剤は規定量を守る
・素材によって香りの残り方が異なる
・脱水後「すぐに」洗濯機から衣類やタオルなどを取り出して干す
これらを守ることで、洗濯物の香りを高めることができます。
いかがでしたでしょうか。
柔軟剤はお洗濯物をふわふわに柔らかく仕上げたり、静電気を防いだり、生乾きのにおいを抑えたりと様々なメリットがありますが、使い過ぎてしまうと衣類やタオルの吸水性を低下させたり、風合いを変化させてしまう恐れがあります。
また、柔軟剤の種類によっては香料や防腐剤、着色料などが使用されていることもありますので、お肌の弱い赤ちゃんや敏感肌の方は肌荒れを引き起こしたり、アレルギーの原因となることもあります。
柔軟剤を使用する際は、どのような成分が使用されているのかを確認してから購入するようにしましょう
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