段差やスロープに強いロボット掃除機の選び方のポイント

段差やスロープに強いロボット掃除機の選び方のポイント | カンタン掃除とアイデア洗濯術 CLEAN HOUSE2002年にiRobot社より発売された近未来的で画期的な無人掃除機「ルンバ」は、2012年までの10年間でなんと800万台も販売しており、今では東芝や日立、ダイソン、パナソニック、ECOVACSなど、様々なメーカーからルンバのようなロボット掃除機が次々に発売されています。

現在日本ではおよそ4人に1人がルンバなどのロボット掃除機を利用していると言われており、

・ロボット掃除機を利用するようになって一般的な掃除機の頻度が減少した
・掃除機をかけづらいベッドの隙間も掃除できるようになった
・他の家事と同時進行で進めることができるので時間対策になった
・夫と『どちらが掃除をするのか』で喧嘩をする回数が減った

など、時間短縮効果、家事の負担軽減、精神面への好影響などが高く評価され、幅広い世代の主婦を中心にロボット掃除機の需要が高くなっています。

しかし、ルンバをはじめとするロボット掃除機は、メーカーやシリーズなどによって性能が少しずつ異なるため、ロボット掃除機を購入する際は、あなたのライフスタイルや掃除範囲、性能などによって選ぶ必要があります。

そこで、今回は段差やスロープに強いロボット掃除機の選び方とポイントをご紹介します。


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ロボット掃除機の選び方

ロボット掃除機とは、お部屋の床掃除を自動的に行ってくれるロボットのことです。

これまでは“掃除開始ボタン”を押すだけで掃除を始めてくれていたのですが、最近ではスマートフォンに専用のアプリをダウンロードすると外出先でもロボット掃除機を起動することができるWi-Fi対応機種やホコリやゴミを吸い取るだけではなく床の水拭きや乾拭き、モップがけなどもできる優れものも続々と誕生しています。

ですが、お家にインターネット環境が無いのにWi-Fi対応機種を購入したり、畳の部屋なのに床の水拭きや乾拭きなどができる機種を購入しても全く意味がありません。

そこで、これからロボット掃除機を購入しようと検討中の方に選び方のポイントをご紹介します。

掃除のアルゴリズム

アルゴリズムとは、問題を解決する定型的な手法や技法のことであり、コンピューターなどで演算手続きを指示する規則のことであり、ロボット掃除機の価格はアルゴリズムによって決まっているといっても過言ではありません。

ルンバなどのハイグレードなロボット掃除機の場合、非常に複雑なアルゴリズムを搭載しているため、センサーやカメラを駆使して部屋の構造を判断し、人工知能によって最適な行動を選択できるため、掃除結果に偏りが生じにくいのが特徴です。

一方、ローグレードのロボット掃除機は、3から5つの決められた動きのパターンからランダムに繰り返すものが多いため、何度も同じ場所を掃除したり、隙間に挟まって出てこれなくなるといったことが多々あります。

さらに、酷い場合は充電ステーションに戻ることができず、途中でバッテリーが切れてしまうものもいます。

掃除のアルゴリズムはロボット掃除機の外見から判断することはできませんので、メーカーの公式ホームページに掲載されているスペックを確認したり、家電量販店などへ足を運んで実際の動きを確認するのがおすすめです。

クリーニングシステム

クリーニングシステムとは、ロボット掃除機に備わっている掃除機能のことであり、ハイグレードな機種とローグレードの機種とでは大きな違いがあります。

ハイグレードの機種には、掃除しにくい壁際のホコリやゴミを掻き集めるサイドブラシやフローリング床のホコリやゴミを掻き取ることができる床ブラシが1から2種類搭載されているのですが、ローグレードの機種にはフローリング床のホコリやゴミを掻き取るブラシ自体が省略されており、サイドブラシでかき集めたホコリやゴミを中央の吸引口から吸い取るだけですので、掃除が不十分に終わってしまうことがあります。

特に絨毯やカーペットの汚れを取り去る能力はハイグレードの機種とローグレードの機種とでは雲泥の差がありますので、掃除する環境によってロボット掃除機を選ぶのがポイントです。

サポート体制

お部屋の床掃除を自動的に行ってくれるロボット掃除機は、その性質上、家具や壁にぶつかることが多いので、故障などのトラブルが発生しやすくなっています。

また、ロボット掃除機はバッテリーやフィルターなどの消耗品も使用されているため、ロボット掃除機の製造・販売をしているメーカーのサポート体制がとても重要になります。

ロボット掃除機を購入する場合、

・メーカーのサポート体制
・消耗品の価格
・在庫状況

などをよく調べてから購入するようにしましょう。

吸引力

ロボット掃除機がかき集めたホコリやゴミを吸い取る吸引力も重要です。

吸引力が弱いとホコリやゴミを取りこぼすことが多くなり、まだホコリやゴミが落ちているにも関わらず掃除を終了してしまうことがあります。

ロボット掃除機は毎日使用するものですので、

・吸引力の強い機種
・取りこぼしを感知することができる機種
・吸引口が広く大量のホコリやゴミを吸い取ることができる機種

などを洗濯するのがおすすめです。


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段差やスロープに強いロボット掃除機の選び方


一般的なロボット掃除機は、壁や障害物を感知するとスピードを落としながら掃除を進めてゆくのですが、なかにはスピードを落とさずに勢いよく壁や障害物にぶつかってゆく機種もあり、掃除機本体の故障や壁や障害物にダメージを負わせてしまうことがあります。

また、ロボット掃除機は段差やスロープにも弱い一面もありますので、段差やスロープに強く、壁や障害物を感知したら速度を落としてベッドや椅子の隙間に溜まったホコリやゴミをキレイに掃除してくれる機種を探しましょう。

ですが、家電量販店へ行っても全てのロボット掃除機が試運転可能な状態となっているわけではないため、どのロボット掃除機が段差やスロープに強いのかを知ることはできません。

そこで、ロボット掃除機のレンタルサービスを利用し、それぞれのメーカーから販売されている機種を実際に使用して決めるのがおすすめです。


まとめ

いかがでしたか。

日本人のおよそ4人に1人がロボット掃除機を利用している現代では、毎年新しい機種や改良された機種が続々と発表されており、低価格でハイグレードな機種もたくさんあります。

これからロボット掃除機を購入しようと検討されている方や現在使用しているロボット掃除機に満足していない方は、あなたに合ったロボット掃除機を見つけるためにメーカーの公式ホームページでスペックを確認したり、ロボット掃除機のレンタルサービスを利用して実際に使用してから、どの機種を購入するのかを決めることを推奨します。

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