エアコンの室外機からの騒音が気になる…お隣さんとの距離が近い時には、少しの音でも気になるものです。
ご近所トラブルにもなりかねない室外機の騒音、原因はどこにあるのでしょうか。そして、対処法はないの?
業者さんにお願いすると、結構なお金がかかってしまいますし、自分でできることは、先に対処しておきたいですよね。
ということで今回は、エアコンの室外機がうるさい原因や、その対処法についてご紹介していきます!
うるさいのは故障のせいなのか
まず、室外機は、エアコンで室内の空気の温度を上げたり下げたりするときに、空気を外に空気を逃がしたり集めたりしている機械です。
冷房をつけているときは、部屋の暖かい空気を逃がしています。暖房をつけているときは、空気を集めて暖かくしています。
室外機はそんな仕組みの中で働いているわけですが、冷房を使うときは、空気を逃がすだけなので労力はそんなにかからないのですが、暖房を使うときには熱を集めなくてはいけないので、その分室外機からの音も大きくなります。
また、エアコンを使う頻度が高くても大きな音がするようになります。「いつもより音が大きいような気がするなあ…。」と思ったときは、今の二つに心当たりがないかも思いだしてみてください^^
気にしていたけれど、これが普通、ということもあるかもしれないですからね◎
また、理由は他にもあります。対処法と一緒に見ていくことにします^^
①室外機の部品が故障、または劣化している
室外機には、モーターやコンプレッサーなどの部品が使われています。それらの部品が故障・劣化していると、室外機の音が大きくなってしまいます。
故障・劣化の場合は、業者さんにお願いして部品を交換してもらいましょう^^
②室外機や室外機周辺が汚れている
室外機のフィルターや裏側を見て、ホコリやゴミが溜まっていたなら、それも室外機の騒音の原因のひとつです。ホコリが詰まると室内のエアコンの効き具合にも影響が出ので、こまめにお掃除をしたいところです^^
また、植木鉢があったり、雑草が生えているだけでも音の大きさに影響が出てきますので、室外機の周りはいつでも整理ができている状態にしておきましょう◎
③地面・土台が不安定、壁との距離が近すぎる
室外機は使用しているとき、振動しています。置いている場所や土台が不安定だと、振動も大きくなり、音も大きくなります。
土台を安定させるために、コンクリートブロックやプラブロックを置いたり、地面が固いと振動しやすいので、ホームセンターでも売られている防振ゴムを下に敷くと振動を吸収してくれるので、音も小さくなります。
また、壁との距離が近くても音が大きくなる原因になります。壁との距離が近すぎるのは、エアコンの効き具合にも関わってきます。室外機は壁から少し離れたところに置くようにしましょう。
室外機に買い替えは必要か
室外機やエアコンには寿命があって、どちらも10年程度と言われています。ガラガラという音がしているときは、故障の可能性もあるので、一度業者さんに見てもらう方が安心かもしれませんね^^
エアコンもそうですが、室外機の部品には保証期間があり、それを過ぎると部品の交換ができないこともあるので、その場合は買い替えが必要になります。
以上、エアコンの室外機の騒音の原因や対処法、買い替えの可能性などについてお話しました。ご近所トラブルにも発展しかねない騒音の問題。
部品の劣化であれば、業者さんにお願いして交換してもらいましょう。自分でできる対処法もあるので、置き場をゴム製のものにしてみたり、まずは周辺の整理から始めてみてください^^