20代から30代の女性を中心にブームとなっている「DIY」。
DIYとは、“Do It Yourself”それぞれの頭文字を1文字ずつ取った略語であり、日本語にすると「自分でやろう」という意味になります。日本では主に「DIY=日曜大工」と解釈されることが多く、お父さんが休日に収納棚や家具を作っている様子がパッと頭に浮かぶ方も大勢いるのではないでしょうか。
しかし、ここ数年は『自分のお部屋にピッタリなサイズの家具が欲しい』『もっとオシャレなお部屋に変身させたい』『使い勝手のいい自分好みの収納棚が欲しい』といった女性が増えており、なかには大工さんたちも驚きのハイクオリティなアイテムを手作りしてしまう女性もたくさんいます。
ですが、なかには昔から図画工作が苦手な方やDIYに挑戦してみたいけど必要な道具や作り方が分からない、賃貸に住んでいて作業できるスペースが無いなどのお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回はDIY初心者にオススメの100均アイテムを活用したオシャレで可愛い収納棚の作り方やアレンジテクニックをご紹介します。
DIYアイディア5選
DIYには、
・既製品では不可能なぴったりサイズのアイテムが作れる
・完成したときの達成感
などの魅力がありますが、その一方で『難しそう』『きちんと作れるかが心配』『準備が大変そう』など、DIYに対して不安に感じている女性も大勢います。
しかし、ここ数年のDIYブームによって、ホームセンターや100均でも気軽にDIYに必要な道具や材料などが手に入るようになり、さらに大がかりなものでなければ、賃貸にお住いの方でも近隣の住民に迷惑を掛けずにDIYに取り組むことができるようになりました。
そこで、DIY初心者にオススメのDIYアイディアを5つご紹介します。
アイディア1
工具を使用しなくても100均の木箱とホームセンターにある長いボルトを組み合わせるだけでカフェスタイルのオシャレな収納棚に変身させる。
アイディア2
100均のすのこにペイントを施してサイド部分にお気に入りのボードを取り付けたら仕上げに底の部分を板で塞いでキャスターを付ければ移動式の収納ボックスになる。
アイディア3
100均の木箱にペイントを施し、天板を工夫することでアンティーク風の引き出しに変身できる。
アイディア4
100均のブリキボックスを2つ用意し、ボックス本体とフタ部分をペイントして汚し加工を施し、本体とフタ部分をラックのように組み合わせると小物類を収納する棚になる。
アイディア5
クローゼットのデッドスペースや扉の内側に、ペイントした100均で手に入るディッシュスタンドを取り付けてベルト収納スペースを作る。
※収納アイディアの参考となります。
外見も100均アイテムで可愛くアレンジ!
『DIYをする時間を確保できない』『賃貸に住んでいるので作業スペースが確保できない』『道具や材料などを揃えるのにお金が掛かる』など、DIYに対するお悩みを抱えている女性もたくさんいますが、工夫次第でハンマーやノコギリなどの大きな道具を使わなくても、100均アイテムを活用することで、現在あなたのお家やお部屋にある収納棚やボックスなどの外見を可愛くアレンジさせることができます。
では、収納棚やボックスの外見を可愛くアレンジするDIYアイテムをご紹介します。
マスキングテープ
貼って剥がせるマスキングテープは、お部屋の模様替えにピッタリなDIYアイテムのひとつです。
100均や無印良品の半透明な収納ケースなどは収納したものが外から確認できるため、とっても重宝しますが、下着などの中身が見えて困るものを収納する際は、マスキングテープを張ることで中身も見えなくなり、お部屋との統一感も出すことができます。
また、マスキングテープは壁や窓ガラスに貼ることができますし、デザインに飽きたら剥がして新しいマスキングテープを張ることもできますので、DIY初心者にはオススメのアイテムです。
リメイクシート
壁紙を張り替えなくても簡単にお部屋の印象をガラリと変えることができるリメイクシートは、マスキングテープ同様、DIY初心者さんにオススメのアイテムです。
お店によって「リメイクシート」や「インテリアシート」など呼び名が異なりますが、木目調やレンガなど様々な模様がプリントされたシートをキッチンの戸棚や家具・家電にペタッと貼るだけで、ナチュラルテイストのオシャレなお部屋に大変身させることができます。
さらにワンランク上のアレンジに挑戦したい方は、リメイクシートの上から英字シールを貼ったり、壁の上下どちらか半分にぐるりと貼って壁紙風にしてはいかがでしょう。
ただ、マスキングテープとは違い、簡単に貼って剥がせるものではありませんので、賃貸にお住いの方は貼る前に取扱説明書をよく読んでから使用しましょう。
木箱
100均で手に入る木製の箱は、工夫次第で何にでも姿を変えることができる優秀なDIYアイテムです。
例えば、ペイントして壁に取り付けるだけでオシャレな飾り棚へと変身させることができますし、木製の木箱を2つ用意して隣り合う面同士をくっつけたり、階段状にずらしてくっつければステキな収納アイテムに早変わりです。
ホームセンターに行けば木箱を収納棚に変身させることができる材料がありますので、まずは木箱でどんな収納アイテムが欲しいのかを考えてはいかがでしょう。
すのこ
すのこは工夫次第でマガジンラックやシェルフ、子どもたちのオモチャ入れなど、様々な姿へと変身させることができるアイテムです。
そのため、DIY上級者のあいだでも人気が高く、お家やお部屋のイメチェンには欠かせない存在となっています。すのこは100均やホームセンターなどで比較的安価に購入することができますので、DIYに失敗したとしても、すぐに買い直すことができます。DIYに初挑戦される方は、すのこを用いた収納棚やケースから始めると良いかもしれませんね。
いかがでしたか。
DIYに対して『時間が無い』『材料や道具を揃えるのにお金が掛かる』『作業スペースを確保できない』などのお悩みを抱えている女性も大勢いると思いますが、マスキングテープやリメイクシートなどを活用することで、時間やスペースが無くても、簡単にお家やお部屋にあるものをオシャレに変身させることができますし、100均で購入できる木製の箱やすのこを使うことで、DIYにかかる出費を抑えることができます。
DIYに興味のある方は、この機会に100均アイテムを活用してお家やお部屋をオシャレに可愛く変身させてみてはいかがでしょうか。